3月3日はひな祭り、女の子はイベントが大好きですよね。娘がいるとひな祭りをしないわけにもいきません。
そこでひな祭りに必要なお菓子を準備しようと思ったら、お菓子の名前が出てこない…

よく見るあのひし形のお菓子なんだっけ?

その気持ちよーくわかります。意外と出てこないですよね。あのひし形のお菓子は『菱餅』と言います。
他にもひな祭りのお菓子はいろいろあります。今回はひな祭りのお菓子の名前を調べてみました。

ひな祭りのお菓子の名前

菱餅(ひしもち)

まずは代表的なよく見るあれです。

菱餅と言って、緑、白、ピンクのお餅を重ねてひし形に切った物です。

色によって込められている思いの意味があります。

緑     健康・長寿・子孫繁栄
白     純潔・清浄
ピンク   魔除け・邪気払い

女の子の健やかな成長を願って食べられるお菓子ですね!

ひなあられ

ピンク、白、緑の三色の丸いあられを砂糖でコーティングしたお菓子です。
ちなみに同じ三色のあられで、お米の形をしているポン菓子の場合もあります。

これは地域によって違いがあるようですね。
一般的には関東地方はうるち米を原料に使ったポン菓子が主流。お米の形をしているあれです。
関西のひなあられはもち米を原料とした丸い形のひなあられが主流です。

ちなみに私が幼少期の時は両方混ざっていました!
地域によって違いがあるもののどれを使っても大丈夫です。

桜餅

桜餅と言えばどんなものを想像しますか?

・・・

・・・

はい、実は西日本と東日本で違うって知っていました?

西日本はピンク色のもち米であんこを包んで、桜の葉で巻いたものが桜餅。
東日本ではピンク色の生地であんこを包んで、桜の葉で巻いたものが桜餅。

実は西日本の桜餅は別名長明寺と言われ、東日本の桜餅は、別名道明寺と言います。

ちなみに桜餅を包んでいる桜の葉ですが、あれは取るものなのか食べるものなのか?
と疑問に思う人も多いみたいですね。

実はどちらでもOKのようです。
関東の方では一緒に食べる事も多いようですが、個人的には中のお餅だけを頂きたいですね。
まぁ、葉っぱですしね。

ひな祭りのお菓子の意味や由来

ひな祭りのお菓子にはそれぞれ意味があります。せっかくなので、意味や由来についてご紹介していきます。

菱餅

先ほども少し触れましたが、菱餅の色にはそれぞれ意味があります。

緑     健康・長寿・子孫繁栄
白     純潔・清浄
ピンク   魔除け・邪気払い

ひな祭りが始まったころの菱餅は、一色しかありませんでした。
古代の日本では上巳節(じょうしせつ)と言って、3月3日に天皇さんが餅を配る儀式を行っていました。
本来の上巳節は3月最初の巳の日の事でしたが、中国の魏の時代に3月3日に固定化されました。

このことから室町時代には「3月3日の儀式」として定着したようですね。

前置きが長くなりましたが、このころの餅は一色の餅で、ヨモギを混ぜた餅を食べていました。
形はまだ丸い餅だったようです。

これが、江戸時代に入ると、ひしの実を使った白い餅が加わりました。
このころから餅がひし形になってきます。

そして明治に入ってからクチナシの実を使った赤い餅が加わり、現在のあの菱餅になったそうです。

ちなみにひし形の形の意味は諸説あります。

● 心臓を表している説
● 大地を表している説
● 菱の実を表している説

などなどあります。

ひなあられ

昔の風習では、子供たちがひな人形を外にもっていき、ひな人形に色々見せてあげるという風習がありました。
この風習は「ひなの国みせ」と呼ばれていました。

このときに、外で食べるものとして、ひなあらあれを持って外にいったそうです。
このひなあられは江戸時代に登場します。

ひなあられが三色なのは、昔は菱餅を砕いて、外で食べられるようにしたと言われているためです。
菱餅が三色になったのは明治辺りからなので、昔は2色のひなあられだったかもしれませんね。

このときの名残が、現在も残っていて3色のひなあられのようです。
色にはもちろん意味があり、

ピンク   生命
白     大地
緑     芽吹き

ひなあられを食べることで、自然のエネルギーを体内に取り込むことが出来て、
健康長寿に生きていけると言われています。

中には4色のひなあられの場合もあります。
4色の意味は、

ピンク  春
緑    夏
黄    秋
白    冬

これは四季を表していて、食べる事で自然のエネルギーを体に取り込むという意味があります。

桜餅

実は桜餅とひな祭りは関係がありません。いつの間にかひな祭りのお菓子として定着しているのです。
諸説あるようですが、桜餅の色が春の色合いなので、ひな祭りに出したというのが一番有力なようです。

菱餅やひなあられだと子供が食べないので、桜餅にした。なんて理由もあるようですね。

まとめ

ひな祭りに食べるお菓子には、子供の健やかな成長の願いが込められています。
そして、それぞれのお菓子の色には自然の意味が込められていて、
自然のエネルギーを体に取り込んで、一年中健康でありますようにという祈りの意味があります。

子供の成長は、親にとっては何よりの願いですよね。